職場で確認用によく使用するのですが、全部通して読んだことないので読んでみました。 他の職種から、嚥下障害のおすすめの本をよく尋ねられます。嚥下障害に関しては、いろいろな専門書籍が出ています。相性もあるので、一概にどれがいいかとは言えないのですが、以前教えていただいた先生のおすすめかつ私自身も使用している1冊です。
改めて読んでみて、必要な内容がぎゅっと詰まっていて、思った以上に読みものとしても面白く勉強になりました。特に、Noteが何気に疑問に思っていたことに対するヒントになりました。
第3版よりイラストが多いので分かりやすいです。内服方法の工夫がイラストであったのは非常にありがたい。よく絵で内服方法を描くのですが、絵心がないので(昔あった某番組の画伯レベルです(笑))伝わりにくかったのです。しかし、これを真似して描くようになってからは多少ましになりました。
ただ、必要な内容が全部載っているわけではないです。訓練方法も概略だけみたいですね。口腔ケアも、知り合いの歯科衛生士さん曰く、詳細な手順の説明や絵があればな~、とのことでした。
専門用語がある程度出てくるので、初学者がこれ1冊ですべて学ぶのは少しハードルが高い気もします。もちろんこの本から入っても大丈夫と思いますが、読み進めるのが少し大変かもしれません。 初学者は、もう少しやさしめに書かれた本で概略を勉強してからの方が内容が入りやすいかなと思いました。
職場やポケットの中に入れておいて 、分からなければその場でささっと調べるのにちょうどいいです。調べて更に少し詳しく知りたい場合は、詳細な内容が載っている専門書で調べるのがちょうどいい使い方なのかと思いました。
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